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鮒寿司 通信

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鮒寿司 通信 No.24 ~最終回~

スペイン、バレンシアにある1000年続く
ワイナリーを守り続けてきている農家に
密着した番組が放映されていました。
 
戦争、飢饉、疫病、国の経済破綻危機など
さまざまな困難を一族の結集で乗り切り
今があることに先祖への感謝と一族としての
誇りを持っていると話されていました。
 
農家の朝は早い。
 
まだ暗いうちから農作業を始め、
昼の休息のあと再び農作業へと戻ります。
 
365日、休むことはありません。
 
ワインの原料であるぶどうは温度変化に弱い。
 
品質を落とさないよう日々ひとつひとつ
丁寧に管理し、愛情をもって大切に
育てていきます。
 
実のならない寒い時期は枯れたぶどうの
木を抜き、土を肥やす作業。
 
熟成させる樽の管理。ワインの出荷準備等。
 
エトセトラ・・
 
やるべきことはいくらでもある日々です。
 
一族総出、泥にまみれながらも
みんなキラキラしていました。
 
番組の後半、地中海の青い空の下、
輝く笑顔で話されたご主人の言葉が
とても印象に残っています。
 
「ある日、街に住む友人たちに言われたんだ。
自然相手の仕事は思うようにいかないことが
多くて大変だろうと。だから僕は言ったんだよ。
『僕はね、この暮らしに恋してるんだよ』
ってね」。
 
最強です。
 
気持ちいいほどシンプルで、
これ以上の説明が一切いらない言葉。
 
人種も性別も年齢も関係ない。
 
美しく、輝いている人と言うのは
『暮らしに恋している』人なのだと
強く確信できました。
 
 
 
至誠庵と出会い、鮒寿司を知り、
ひろこさんとご縁をいただきました。
 
有名人気店のHPに掲載する通信を
担当させて頂けたことは幸運以外の
何ものでもありません。
 
鮒寿司の歴史、関連する人物や出来事、
一見、無関係に思えるような事象からも
鮒寿司を連想していく・・
 
この一年、ひたすら鮒寿司と向きあった
日々といっても過言ではないです(笑)
 
好き勝手に自由きままに書かせて
いただけたのは、ひとえにひろこさんの
懐の大きさあってこそ、
ただただ感謝しかありません。
 
24回の長きに渡ってお付き合いいただいた
読者の方、そしてひろこさんを始めとする
ご家族、すべての関係者の方々へ
深く御礼を申し上げます。
 
1年間ほんとうにありがとうございました。
 
穏やかな空気に包まれた至誠庵。
 
訪れる皆様が鮒寿司を召し上がり、
たくさんの美しさと輝きを得て、
「暮らしに恋する」素敵な時を
過ごされますように。
 
愛と感謝を込めて。   増茂 紀子
 
 
    
 

2021-03-09 21:35:00

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鮒寿司 通信 No.23

 
「光秀ロス」です。
 
異例の年越し大河が
とうとう激烈な最終回を迎えてしまいました。
 
歴史を大きく動かしたと言われる「本能寺の変」。
 
光秀の心のありようをとても丁寧に
紡いできた1年だったからこそ、
胸のつまる思いで全集中して見ておりました。
 
ドラマ関係者の皆様の熱い想いは、
歴史ファンに届いたのではないでしょうか。
 
 
本能寺のあと
光秀の目指した場所は坂本でした。
 
光秀が比叡山攻略後、
琵琶湖のほとりに築城したのが坂本城です。
 
門前町、港町、交通の要として
重要な町であった坂本は
商業都市として発展していきました。
 
日本海側で採れた米、海産物などは
琵琶湖の上部にある2つの港を経由して
坂本港へ到着。
 
そこから陸路で京都へ運ばれていました。
 
中世の時代、坂本の港を支配していたのは
比叡山でした。
 
光秀は坂本城を築くことで坂本を掌握し、
信長の天下統一事業を支えたのです。
 
 
坂本城築城からほどなくして
安土城が建設されます。
 
信長は光秀を城へ呼ぶ際、安土城から
白煙をあげたと言われています。
 
白煙の合図で光秀はすぐ舟にのり、
琵琶湖を渡って安土城へ参上したのです。
 
琵琶湖を挟んでお互いの城が見える、
二人の信頼と絆の深さが感じられてなりません。
 
光秀は決して単純な謀反人などではない。
 
ドラマの影響ではなく(?)
歴史の本質とはさまざまな角度から
眺めてみなければ決して理解することは
できないのだと改めて感じました。
 
 
光秀が未来を想い眺めていたであろう
琵琶湖畔は現在「坂本城址公園」として
大津市民の憩いの場となっています。
 
城の面影はなく、
緑まぶしい心地よい広場です。
 
遺跡はないけれど、
確かにそこに光秀の城はあったのです。
 
光秀が心血を注いで建てたであろう
坂本城を感じるものが
坂本の町にはあふれています。
 
「石垣」。
 
自然石をそのまま利用して形を
うまく合わせ築かれた石垣は
風雨や地震などの災害にも強く、
その多くがいまも坂本の街並みを
情緒豊かに彩っています。
 
武将たちが作り上げた石垣に
ロマンを感じる坂本の町散策はおすすめです。
 
今も続く伝承技術である石垣を
じっくり眺めてみてください。
 
余談ですが、この石垣は世界でも美しさと
強さを認められ、アメリカ大企業の
エントランスになっていたりするのです。
 
VIVA!近江の石垣!なのです!
 
 
光秀の治めた領地では
光秀人気は現在に至るまで続いています。
 
領地を愛した光秀だからこそ、
領地の特産品を広めていきたいと
願っていたに違いありません。
 
坂本散策のあとはぜひ、
光秀が誇っていたであろう「鮒寿司」を
召し上がっていただきたい。
 
名将!光秀に献杯するとともに。
                     by増茂 紀子

2021-02-16 20:20:36

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鮒寿司 通信 No.22  ~宮沢賢治と鮒寿司~

本を読む機会が増えました。
 
最近の本屋さんはカフェが併設されている所も
多く、温かいコーヒーを飲みながら
ゆっくり本を読むことが出来る、素敵空間です。
 
先日ふらりと出かけた本屋さんで、
懐かしい本を目にしました。
 
「注文の多い料理店」。
 
宮沢賢治の童話です。
 
彼は他にも素晴らしい童話を書いていて
作家、詩人として有名ですが、
彼が生涯心血を注いだのは農業改革でした。
 
地元花巻の農家はどこも貧しく、
苦しい生活を強いられていました。
 
そんな状況を少しでも変え、農家の暮らしを
安定させるために勉学に打ち込み、
土壌改良の研究に努めました。
 
賢治の文献にある言葉を借りると、
「多肥多収」を目指していたのです。
 
「多肥」とは化学肥料のことです。
 
化学肥料を使い土壌を改良し、
生産を安定させる。
 
これが何より花巻の農家の救済だったからです。
 
「化学肥料=農薬」ときくと
現代の私たちは敏感に反応します。
 
健康のためには化学肥料の使っていない作物を
摂取することが望ましいことを知っているから。
 
けれど、時代や環境が違えば、
必要とされるものも変わります。
 
人はみな生きている場所が違うのだから。
 
 
しかし、それでも変わらないものも
少ないけれどあります。
 
私たちが誇る「鮒寿司」は
その代表かもしれません。
 
鮒寿司は100年以上前から
ほぼ変わらぬ製法で現代まで受け継がれています。
 
そして今もずっと愛され続けています。
 
短い行数で書きましたが、
これは大変なことなのです。
 
受け継がれるものの価値があり、
受け継ぐものの覚悟と努力があってこそです。
 
そこに信頼がついてくる。
 
100年も前から変わらない味が
そこにあることの奇跡に
感謝しなければと思うのです。
 
人は思い込みで動いてしまうことが
多々あります。
 
「化学肥料」=「悪」だと決めつける。
 
「鮒寿司」=「臭い、無理」と思い込む。
 
なぜ「化学肥料」が生まれたのか。
 
背景を知れば一概に「悪」にはならない。
 
「鮒寿司」に各店、各家庭それぞれの風味が
あることを知ればとても美味しい鮒寿司に
巡り合うことが出来るはず。
 
情報社会の中で生きている私たちだからこそ、
物事を決めつけてしまう前に
冷静に情報収集し判断することが今、
とても重要なのだと思っています。
 
 
宮沢賢治の童話はピュアで時にシニカルで。
 
どれも名作ばかり。
 
寒い日は温かい鮒寿司茶漬けを。
 
おともには賢治の童話を一冊いかがでしょうか。
           by 増茂  紀子
 
 

2021-02-02 21:35:00

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鮒寿司通信 No.21  ~明智光秀と発酵食品、鮒寿司~

明智光秀を主役にした「麒麟が来る」も
いよいよ大詰めとなってきました。
 
光秀の最期はとても寂しいものとして
歴史に残っていますが、一部では
「逃げ延びて天海和尚として生きた」といった
都市伝説のようなものもあります。
 
 
「天海和尚」とは。
 
安土桃山時代から江戸時代初期の
天台宗のお坊様です。
 
真意はどうであれ、それだけ光秀に
想いをかけていた人々が少なからずいた
ということだと思います。
 
裏切者としてばかり有名でしたが、
大河ドラマで見る光秀はさわやかで
正義感が厚く情の深い武将として
描かれており、胸の救われる思いの方も
おられるのではないでしょうか。
 
光秀には生き延びて
天寿を全うしてもらいたかった。
 
そんな想いが「明智光秀―天海和尚説」に
なったのだと思います。
 
 
さて、その天海和尚ですが、
本当に長寿を全うされました。
 
江戸時代になんと108歳で亡くなったと
言われています。
 
前半人生は謎の多い和尚様ですが、
江戸時代初期に家康に仕えます。
 
御歳70歳の就職です。
 
そして、江戸都市立案、日光東照宮、
上野寛永寺造営などの大事業に関与し、
家康の重要なブレーンとして活躍しました。
 
いったいその気力、体力は
どこからきていたのでしょう。
 
少し調べてみると、和尚様、長寿の心得を
説いた2つの「歌」を残してくださってました。
 
まずはひとつめ
「気は長く、務めはかたく、色薄く、
食細くして、心広かれ」
 
ふたつめ
「長寿は粗食、正直、日湯、だらり、
ときおり下風あそばされかし」
 
有名ですので、現代訳が知りたい方は
検索してみてくださいね、
すぐにみつかります。
 
ここでは2つの歌に共通している部分に
注目したいと思います。
 
 
それは「食」。
 
「食細く」とは食べ過ぎないようにと。
 
「粗食」とは字のごとくです。
 
そしてストレスをためず
のんびりと生きなさいと。
 
和尚様は日々、クコの実を白米と炊く
クコの実ご飯と納豆を味噌汁にいれた
納豆味噌汁を食べていたそうです。
 
発酵食品登場です!
 
日本人は腸が欧米人より
長いことがわかっています。
 
日本人にとって腸を健康に保ってくれる
発酵食品は遠い昔から長寿の源として
必須アイテムだったのです。
 
 
和尚様が光秀だったのか、
そこはこれからもミステリアスなままで。
 
ただ、和尚様と同じように
長寿を目指してみませんか。
 
心許せる家族や仲間と
美味しい鮒寿司を食べて、
大笑いする、そんな日々を送って
健康を手に入れてほしいと願っています。
        by 増茂 紀子

2021-01-19 21:32:00

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鮒寿司 通信 No.20 ~鮒寿司と安倍晴明~

新年おめでとうございます。
 
しっかりと地に足をつけ、
着実に堅実に前へ進める、
そんな丑年の一年であればと思います。
 
 
 
さて、2021年
最初の登場人物は「安倍晴明」。
 
いわずとしれた陰陽道の達人。
 
白い人型の紙に息を吹きかけ
呪文を唱えていたり、鬼退治を行うなど、
摩訶不思議な能力を持つ人物として
多くの人の記憶にあるのではと思います。
 
しかし、彼の本当の仕事については
あまり有名ではありません。
 
実は彼は天文学者なのです。
 
平安時代、政治の世界では星の動きが
重要な物事を決める判断となることは
しばしばありました。
 
そのため、天文学は
宮中において重要セクションでした。
 
安倍晴明は公務員だったのです。
 
晴明は40歳になって天文学と同時に
陰陽道の勉強も始めていきます。
 
そして50代で役職の長に任命されるのです。
 
日頃より勉学に真摯に励み
結果を出す晴明に対し、
宮中TOPの天皇はおおいに信頼を寄せ
宮中の多くの儀式にも参列したと
言われています。
 
当時、鮒寿司(なれすし)は
儀式には欠かせない一品でした。
 
位の高いものしか食せなかった
鮒寿司(なれすし)ですが、
もしかしたら晴明も口にしたかもしれませんね。
 
 
安倍晴明は身分の高い生まれでは
ありませんでした。
 
しかし、彼は天皇から直接相談を
うけるほどの地位まで上り詰めます。
 
当時の50歳といえば
天寿をまっとうといわれる年齢です。
 
けれど、晴明はその歳から
どんどん活躍し始めます。
 
陰陽道には「兎歩(うほ)」と呼ばれる
呪術があります。
 
土地の邪気を払い、場を浄化する呪術ですが、
晴明はそれを80代で習得しました。
 
ひとつのことに真摯に向き合う地道な努力、
それを継続していく努力、
それらに年齢は関係ないのだと
教えてくれている気がします。
 
物事に対する真摯な姿勢から結果を
生み出せば、「信頼」はあとからついてくる。
 
今も人気の衰えない安倍晴明の魅力の源は
彼の生き様そのものではないかと思います。
 
 
一年の計は元旦にあり。
新しい年の始まりに目標をたててみるのも
悪くないかもしれません。
 
楽しみながら続けていける目標ならいいですね。
 
 
2021年が静かに幕を開けました。
 
皆様にとって笑顔であふれる一年と
なりますように。
 
至誠庵と鮒寿司を、
今年もよろしくお願い申し上げます。
                  By増茂 紀子

2021-01-05 21:35:00

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鮒寿司 通信 No.19

 
2020年は衝撃的な年でした。
 
「感染予防対策」というものに対して
全人類が同時期にこれほど意識を傾けた年は
あったでしょうか。
 
「なんてことない日常」が
どれだけ奇跡で大切か、
改めて思い知った年でした。
 
だからこそ、与えられている平和な日常を
心穏やかに健やかに過ごしたい。
 
そのために何をすべきか何ができるのか・・・
 
と、まぁ、いろいろありますが、
個人的には、あまり堅苦しく考えず、
身体に優しい毎日を過ごしていれば
いいのではないかと思ったのが
結局のところの結論です。
 
あくまでも自分らしく。
 
無理のない範囲で。心楽しい日々を。
 
 
屋内で過ごすことが多かったこともあり、
読書の量が増えました。
 
世界には魅力的な本があふれています。
 
歴史小説から、SF、ミステリー、
ドキュメンタリー、サイエンス、
エトセトラ・・本を読むと、
ふしぎ発見!だらけです。
 
そんな中、これまたとっても興味深い一冊を
見つけてしまいました。
 
それがこれ、
―「にぎやかな天地」宮本輝 ―。
 
どんな本だと思いますか?
 
これ、発酵食品をテーマにした小説!
 
複雑なヒューマンストーリーです。
 
発酵食品好きを公言される方々には
超オススメ。
 
発酵という営みに人の生死、
結びつきを重ね合わせ命の根源に迫る
長編小説となっています。
(講談社あらすじ参照)
 
「百聞は一見にしかず」
 
どうぞ、手に取り、読んでみてください。
 
間違いなく魅力ある一冊ですよ。
 
 
あたたかい部屋で、
ページをめくる音だけがする。
 
そんな静かで優雅な過ごし方も素敵です。
 
知識は宝。
 
知っていても得することは
何もないかもしれない。
 
でも、知っていたから
面白さを味わえるなんてシチュエーションは
結構あるものです。
 
発酵食品の歴史は古い。
 
ということは、面白く興味深い話も
たくさんあるってことですよね。
 
もちろん、
読書の合間の腹ごしらえは、鮒寿司で。
 
「にぎやかな天地」には
鮒寿司(なれすし)もしっかり登場しますよ。
 
 
2021年、素敵な年をお迎えください。  
 
                          By増茂 紀子

2020-12-15 17:42:55

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鮒寿司 通信 No.18  ~温活、菌活と鮒寿司~

就活・婚活・終活、などは
よく見聞きする「活」ですが、
昨今人気な「活」は
「温活」そして、「菌活」だそう。
 
 
体の内部を温め、血流を良くしたり、
自律神経を整えたりすることで冷えを改善し、
不調を改めるのが「温活」だそうです。
 
体の深い部分から体温を上げることが大切で、
効能が期待される食物として、人参やきのこ、
ミカンなどがあげられていました。
 
この通信をお読みの方は
すでにご存じだとは思いますが
「鮒寿司」も身体をあたためる効果抜群です。
 
筆者は実体験があります。
 
何口か食べてしばらくすると
身体がほかほかしてきて、
うっすら汗もかいていました。
 
気持ちのいい体のあたたかさに
冷たい赤ワインがとても似合う。
 
鮒寿司は「温活」に最適な食品なのです。
 
 
そしてもうひとつの「活」、「菌活」。
 
乳酸菌やビフィズス菌など、
身体にいい働きをする菌を摂取することで、
腸内環境を整えることを
「菌活」と言うそうです。
 
腸には免疫にかかわる細胞の6割が
存在しているそうで、体内最大の免疫器官と
よばれるほど重要な器官。
 
腸内環境を整えるということは、
免疫力をあげることとなり、感染症や
ガンの予防にも最適と言われているのです。
 
そしてここでもまた「鮒寿司」の登場です。
 
鮒寿司には乳酸菌がたっぷり。
 
お通じもよくなり、肌も潤う上に
免疫力のサポートまでするなんて
最強の食品ではないでしょうか。
 
 
乾燥の多い季節、
どうしても体調を崩しやすい。
 
けれど、今体力を落とすことは
感染症対策としても避けたい。
 
今年の秋冬こそ、
「温活」「菌活」が最重要なのです。
 
鮒寿司なら「温活」「菌活」
両方を一挙にできてしまいます!
 
美味しく、美しく、そして、健康に!
 
万能鮒寿司で
寒い季節を乗り切っていきましょう!!
               by増茂 紀子

2020-12-01 21:30:00

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鮒寿司 通信 No.17  ~発酵食品とクラシック音楽~

街が華やかに彩られ、心楽しいメロディが
流れる季節となりました。
 
年も押し迫ってくると日本人なら
誰もが耳にするメロディがあります。
 
「ベートーベン交響曲第九番 歓喜の歌」。
 
もう耳に流れてきているのでは
ないでしょうか。
 
クラシック界のスーパースター、
ベートーベンは偉大な作曲家として
活躍している最中、難聴という音楽家に
とって致命的な病を患ってしまいます。
 
絶望し、遺書まで書いたベートーベンですが、
その頃に苦しみながら生み続けた曲は
ベートーベンを代表する素晴らしい曲として
今も世界中で愛され続けています。
 
上記の第九もそのひとつです。
 
 
そして今日ご紹介する曲も
その頃に作られた曲。
 
「交響曲第6番 田園」。
 
自然への深い愛を体中で感じられる
この軽やかな曲は、ベートーベンを
こよなく愛したといわれる宮沢賢治に
深くインスピレーションを与え、
彼の多くの小説や詩に影響を与えました。
 
慟哭の苦しみを耐え抜き花開いた作品は
影響力も半端なく実に大きい。
 
その多大なる影響力はどうやら人だけに
とどまらないようです。
 
とある酒会社では、仕込みの際、
なんと樽に「田園」を聴かせているというのです。
 
社長さんいわく、発酵の進み具合が
格段速くなり、まろやかで味わい深いお酒が
仕上がるとのこと。
 
牧場でクラシックを牛に聴かせると
乳の出がいい、更にパン工房でも発酵の際
クラシックを流すとふっくら仕上がるなどと
いう番組を見て、同じく発酵を要する
お酒にも効き目があるのではと試したところ、
効果抜群だったというのです。
 
いまでは、酒樽のそばに大きなスピーカーが
設置され、常に田園が流れているそうです。
 
「音楽仕込みのお酒」。

面白いですね。
 

「菌」は生きている。
 
ベートーベン仕込みだなんて品格漂うお酒!
 
素敵です。
 
 
では、今宵は「田園」を聴きながら
同じく発酵食品「鮒寿司」を
できれば「音楽仕込み」のお酒をお供に
召し上がってほしい。
 
鮒寿司はネットでのご注文
受けつけております!!
 
「音楽仕込みのお酒」は
ぜひ、さがしてみてくださいね。
 
宴のBGMはもちろん
ベートーベンで決まりです!!!

            By 増茂 紀子

2020-11-17 10:39:22

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鮒寿司 通信 No.16  ~琵琶湖の全層循環について~

気になるヤフーニュースを見ました。
 
以下記事の抜粋です。
 
 
「滋賀県は9月30日と10月6日、
北湖の水深90mの地点で
酸素濃度の調査を行いました。
 
その結果、30日には7地点中5地点で、
6日には5地点中2地点で
酸素がほとんど無く測定値の下限となる
1リットル中0.5ミリグラムの濃度が
記録されました。
 
過去に観測されたことが無い状況
ということです。」
 
 
記事の最後には「漁業への影響は
限定的だろう」と書かれてありました。
 
調査の結果、湖底ではイサザやヨコエビの
死骸が多く見つかったとのことです。
 
それらをエサとする生き物たちへの影響は
決して小さくはないはずです。
 
「限定的」とは決して楽観していい言葉では
ありません。
 
琵琶湖では2年連続で全層循環が
行われなかったといいます。
 
全層循環とは検索してみると
以下のような説明がありました。
 
「晩秋から冬にかけて表層の水温が
低下してくると、表層から底層に向かって
湖水の混合が進みます。
 
湖水の混合が湖底まで進むことにより、
表層から底層まで水温と溶存酸素濃度が
一様になります。
 
この現象を「全層循環」といいます。」
 
酸素不足・・琵琶湖で
何が起こっているのでしょうか・・
 
この現象が自然界で起きる定期的なもので
あるなら、きっといつか自然の力で
元に戻るのでしょう。
 
しかし、以前の記事にも書きましたが、
水辺は人災により汚染されていっています。
 
人災で傷んだ自然を元に戻すのは
とても多くの時間が必要となります。
 
 
私たちの暮らしに不可欠な琵琶湖の存在。
 
他人事ではないのです。
 
 
琵琶湖が本来の姿に戻ってこそ、
人は湖の恩恵をうけられる。
 
多くの恵みを与えてもらっている自然界へ、
私たち一人一人が慈しみを持って
接してほしいと切に願っています。
             By 増茂 紀子

2020-11-03 20:37:51

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鮒寿司 通信 No.15

 
お隣の国韓国。
 
いまだ韓国ドラマは日本の女性を熱くさせ、
人気は衰えるどころか熱くなる一方。
 
「愛の不時着」を始め、
名ドラマがどんどん配信されています。
 
また、アーティストの世界では、
K-POPでありながら日本人だけの
ユニット NiziU が誕生し、
世界中でその活躍を期待されています。
 
オーディションで選ばれたメンバー達は
みなとても輝いていて
本当に可愛い子ばかり。
 
努力の末に掴んだデビューストーリーは
K-POPを知らない世代にも
感動を与えてくれました。
 
異国で奮闘する彼女たちを
心から応援しています。
 
 
さて、そんな韓国の芸能界、芸能人の
特徴ですが、語弊を恐れず言うなら
芸能商品としての完成度が非常に高い。と
思うのです。
 
まず、俳優陣、女優陣、ともに
肌の美しいことこのうえない。
 
アーティストに至っては、
男の子なのか女の子なのかわからないほど
どの子も美しい。
 
歌も上手く、ダンスもピカイチ。
 
求められる完成度が世界レベルなのです。
 
また彼らは食べ物にも
非常に気をつけていると聞きます。
 
韓国には発酵食品が多い。
 
醤油(カンジャン)
味噌(テンジャン)
コチュジャン、
納豆に似た味噌(チョングッチャン)
食酢(シクチョ)
塩辛(ジョッ)
マッコリ
そしてキムチ。
 
ざっとあげてこれだけあります。
 
これらを使った食事を日々摂っているから、
彼らはみなお肌も含め
美男美女軍団なのでしょう。
 
芸能人でなくても韓国の人の多くは
スタイルがとてもいい。
 
そしてお肌も。
 
ここでもまた発酵食品は
大活躍しているのです。
 
 
私たちの国にも醤油、味噌、納豆、
ヨーグルト、そして鮒寿司と
発酵食品はたんとあります。
 
けれど、意識して摂っているかと聞かれて
YESと言える人は韓国より少ないのでは
と思うのです。
 
日々摂取できるリーズナブルな
発酵食品たちを意識して摂取する習慣を
多くの日本人に持ってもらいたいと
切に願います。
 
発酵食品は腸にとてもいい。
 
腸美人は健康美人ともいわれるほど、
腸の健康は身体全体に影響するようです。
 
韓国の芸能人たちまで行かずとも、
腸を美しく保ち、
健康美人を目指していただきたい。
 
 
肌寒い季節、鮒寿司を肴に、
熱燗をちびちびと。
 
ほろ酔いの白いお肌がほのかにピンクに
染まれば、素敵な時間の始まりかも
しれません!?
 
・・・ドラマの見過ぎでしょうか(笑)

2020-10-20 21:40:00

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至誠庵だより

至誠庵から湖国の情報をお届け致します。
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