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鮒寿司 通信

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鮒寿司 通信 No.20 ~鮒寿司と安倍晴明~

新年おめでとうございます。
 
しっかりと地に足をつけ、
着実に堅実に前へ進める、
そんな丑年の一年であればと思います。
 
 
 
さて、2021年
最初の登場人物は「安倍晴明」。
 
いわずとしれた陰陽道の達人。
 
白い人型の紙に息を吹きかけ
呪文を唱えていたり、鬼退治を行うなど、
摩訶不思議な能力を持つ人物として
多くの人の記憶にあるのではと思います。
 
しかし、彼の本当の仕事については
あまり有名ではありません。
 
実は彼は天文学者なのです。
 
平安時代、政治の世界では星の動きが
重要な物事を決める判断となることは
しばしばありました。
 
そのため、天文学は
宮中において重要セクションでした。
 
安倍晴明は公務員だったのです。
 
晴明は40歳になって天文学と同時に
陰陽道の勉強も始めていきます。
 
そして50代で役職の長に任命されるのです。
 
日頃より勉学に真摯に励み
結果を出す晴明に対し、
宮中TOPの天皇はおおいに信頼を寄せ
宮中の多くの儀式にも参列したと
言われています。
 
当時、鮒寿司(なれすし)は
儀式には欠かせない一品でした。
 
位の高いものしか食せなかった
鮒寿司(なれすし)ですが、
もしかしたら晴明も口にしたかもしれませんね。
 
 
安倍晴明は身分の高い生まれでは
ありませんでした。
 
しかし、彼は天皇から直接相談を
うけるほどの地位まで上り詰めます。
 
当時の50歳といえば
天寿をまっとうといわれる年齢です。
 
けれど、晴明はその歳から
どんどん活躍し始めます。
 
陰陽道には「兎歩(うほ)」と呼ばれる
呪術があります。
 
土地の邪気を払い、場を浄化する呪術ですが、
晴明はそれを80代で習得しました。
 
ひとつのことに真摯に向き合う地道な努力、
それを継続していく努力、
それらに年齢は関係ないのだと
教えてくれている気がします。
 
物事に対する真摯な姿勢から結果を
生み出せば、「信頼」はあとからついてくる。
 
今も人気の衰えない安倍晴明の魅力の源は
彼の生き様そのものではないかと思います。
 
 
一年の計は元旦にあり。
新しい年の始まりに目標をたててみるのも
悪くないかもしれません。
 
楽しみながら続けていける目標ならいいですね。
 
 
2021年が静かに幕を開けました。
 
皆様にとって笑顔であふれる一年と
なりますように。
 
至誠庵と鮒寿司を、
今年もよろしくお願い申し上げます。
                  By増茂 紀子

2021-01-05 21:35:00

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鮒寿司 通信 No.19

 
2020年は衝撃的な年でした。
 
「感染予防対策」というものに対して
全人類が同時期にこれほど意識を傾けた年は
あったでしょうか。
 
「なんてことない日常」が
どれだけ奇跡で大切か、
改めて思い知った年でした。
 
だからこそ、与えられている平和な日常を
心穏やかに健やかに過ごしたい。
 
そのために何をすべきか何ができるのか・・・
 
と、まぁ、いろいろありますが、
個人的には、あまり堅苦しく考えず、
身体に優しい毎日を過ごしていれば
いいのではないかと思ったのが
結局のところの結論です。
 
あくまでも自分らしく。
 
無理のない範囲で。心楽しい日々を。
 
 
屋内で過ごすことが多かったこともあり、
読書の量が増えました。
 
世界には魅力的な本があふれています。
 
歴史小説から、SF、ミステリー、
ドキュメンタリー、サイエンス、
エトセトラ・・本を読むと、
ふしぎ発見!だらけです。
 
そんな中、これまたとっても興味深い一冊を
見つけてしまいました。
 
それがこれ、
―「にぎやかな天地」宮本輝 ―。
 
どんな本だと思いますか?
 
これ、発酵食品をテーマにした小説!
 
複雑なヒューマンストーリーです。
 
発酵食品好きを公言される方々には
超オススメ。
 
発酵という営みに人の生死、
結びつきを重ね合わせ命の根源に迫る
長編小説となっています。
(講談社あらすじ参照)
 
「百聞は一見にしかず」
 
どうぞ、手に取り、読んでみてください。
 
間違いなく魅力ある一冊ですよ。
 
 
あたたかい部屋で、
ページをめくる音だけがする。
 
そんな静かで優雅な過ごし方も素敵です。
 
知識は宝。
 
知っていても得することは
何もないかもしれない。
 
でも、知っていたから
面白さを味わえるなんてシチュエーションは
結構あるものです。
 
発酵食品の歴史は古い。
 
ということは、面白く興味深い話も
たくさんあるってことですよね。
 
もちろん、
読書の合間の腹ごしらえは、鮒寿司で。
 
「にぎやかな天地」には
鮒寿司(なれすし)もしっかり登場しますよ。
 
 
2021年、素敵な年をお迎えください。  
 
                          By増茂 紀子

2020-12-15 17:42:55

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鮒寿司 通信 No.18  ~温活、菌活と鮒寿司~

就活・婚活・終活、などは
よく見聞きする「活」ですが、
昨今人気な「活」は
「温活」そして、「菌活」だそう。
 
 
体の内部を温め、血流を良くしたり、
自律神経を整えたりすることで冷えを改善し、
不調を改めるのが「温活」だそうです。
 
体の深い部分から体温を上げることが大切で、
効能が期待される食物として、人参やきのこ、
ミカンなどがあげられていました。
 
この通信をお読みの方は
すでにご存じだとは思いますが
「鮒寿司」も身体をあたためる効果抜群です。
 
筆者は実体験があります。
 
何口か食べてしばらくすると
身体がほかほかしてきて、
うっすら汗もかいていました。
 
気持ちのいい体のあたたかさに
冷たい赤ワインがとても似合う。
 
鮒寿司は「温活」に最適な食品なのです。
 
 
そしてもうひとつの「活」、「菌活」。
 
乳酸菌やビフィズス菌など、
身体にいい働きをする菌を摂取することで、
腸内環境を整えることを
「菌活」と言うそうです。
 
腸には免疫にかかわる細胞の6割が
存在しているそうで、体内最大の免疫器官と
よばれるほど重要な器官。
 
腸内環境を整えるということは、
免疫力をあげることとなり、感染症や
ガンの予防にも最適と言われているのです。
 
そしてここでもまた「鮒寿司」の登場です。
 
鮒寿司には乳酸菌がたっぷり。
 
お通じもよくなり、肌も潤う上に
免疫力のサポートまでするなんて
最強の食品ではないでしょうか。
 
 
乾燥の多い季節、
どうしても体調を崩しやすい。
 
けれど、今体力を落とすことは
感染症対策としても避けたい。
 
今年の秋冬こそ、
「温活」「菌活」が最重要なのです。
 
鮒寿司なら「温活」「菌活」
両方を一挙にできてしまいます!
 
美味しく、美しく、そして、健康に!
 
万能鮒寿司で
寒い季節を乗り切っていきましょう!!
               by増茂 紀子

2020-12-01 21:30:00

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鮒寿司 通信 No.17  ~発酵食品とクラシック音楽~

街が華やかに彩られ、心楽しいメロディが
流れる季節となりました。
 
年も押し迫ってくると日本人なら
誰もが耳にするメロディがあります。
 
「ベートーベン交響曲第九番 歓喜の歌」。
 
もう耳に流れてきているのでは
ないでしょうか。
 
クラシック界のスーパースター、
ベートーベンは偉大な作曲家として
活躍している最中、難聴という音楽家に
とって致命的な病を患ってしまいます。
 
絶望し、遺書まで書いたベートーベンですが、
その頃に苦しみながら生み続けた曲は
ベートーベンを代表する素晴らしい曲として
今も世界中で愛され続けています。
 
上記の第九もそのひとつです。
 
 
そして今日ご紹介する曲も
その頃に作られた曲。
 
「交響曲第6番 田園」。
 
自然への深い愛を体中で感じられる
この軽やかな曲は、ベートーベンを
こよなく愛したといわれる宮沢賢治に
深くインスピレーションを与え、
彼の多くの小説や詩に影響を与えました。
 
慟哭の苦しみを耐え抜き花開いた作品は
影響力も半端なく実に大きい。
 
その多大なる影響力はどうやら人だけに
とどまらないようです。
 
とある酒会社では、仕込みの際、
なんと樽に「田園」を聴かせているというのです。
 
社長さんいわく、発酵の進み具合が
格段速くなり、まろやかで味わい深いお酒が
仕上がるとのこと。
 
牧場でクラシックを牛に聴かせると
乳の出がいい、更にパン工房でも発酵の際
クラシックを流すとふっくら仕上がるなどと
いう番組を見て、同じく発酵を要する
お酒にも効き目があるのではと試したところ、
効果抜群だったというのです。
 
いまでは、酒樽のそばに大きなスピーカーが
設置され、常に田園が流れているそうです。
 
「音楽仕込みのお酒」。

面白いですね。
 

「菌」は生きている。
 
ベートーベン仕込みだなんて品格漂うお酒!
 
素敵です。
 
 
では、今宵は「田園」を聴きながら
同じく発酵食品「鮒寿司」を
できれば「音楽仕込み」のお酒をお供に
召し上がってほしい。
 
鮒寿司はネットでのご注文
受けつけております!!
 
「音楽仕込みのお酒」は
ぜひ、さがしてみてくださいね。
 
宴のBGMはもちろん
ベートーベンで決まりです!!!

            By 増茂 紀子

2020-11-17 10:39:22

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鮒寿司 通信 No.16  ~琵琶湖の全層循環について~

気になるヤフーニュースを見ました。
 
以下記事の抜粋です。
 
 
「滋賀県は9月30日と10月6日、
北湖の水深90mの地点で
酸素濃度の調査を行いました。
 
その結果、30日には7地点中5地点で、
6日には5地点中2地点で
酸素がほとんど無く測定値の下限となる
1リットル中0.5ミリグラムの濃度が
記録されました。
 
過去に観測されたことが無い状況
ということです。」
 
 
記事の最後には「漁業への影響は
限定的だろう」と書かれてありました。
 
調査の結果、湖底ではイサザやヨコエビの
死骸が多く見つかったとのことです。
 
それらをエサとする生き物たちへの影響は
決して小さくはないはずです。
 
「限定的」とは決して楽観していい言葉では
ありません。
 
琵琶湖では2年連続で全層循環が
行われなかったといいます。
 
全層循環とは検索してみると
以下のような説明がありました。
 
「晩秋から冬にかけて表層の水温が
低下してくると、表層から底層に向かって
湖水の混合が進みます。
 
湖水の混合が湖底まで進むことにより、
表層から底層まで水温と溶存酸素濃度が
一様になります。
 
この現象を「全層循環」といいます。」
 
酸素不足・・琵琶湖で
何が起こっているのでしょうか・・
 
この現象が自然界で起きる定期的なもので
あるなら、きっといつか自然の力で
元に戻るのでしょう。
 
しかし、以前の記事にも書きましたが、
水辺は人災により汚染されていっています。
 
人災で傷んだ自然を元に戻すのは
とても多くの時間が必要となります。
 
 
私たちの暮らしに不可欠な琵琶湖の存在。
 
他人事ではないのです。
 
 
琵琶湖が本来の姿に戻ってこそ、
人は湖の恩恵をうけられる。
 
多くの恵みを与えてもらっている自然界へ、
私たち一人一人が慈しみを持って
接してほしいと切に願っています。
             By 増茂 紀子

2020-11-03 20:37:51

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鮒寿司 通信 No.15

 
お隣の国韓国。
 
いまだ韓国ドラマは日本の女性を熱くさせ、
人気は衰えるどころか熱くなる一方。
 
「愛の不時着」を始め、
名ドラマがどんどん配信されています。
 
また、アーティストの世界では、
K-POPでありながら日本人だけの
ユニット NiziU が誕生し、
世界中でその活躍を期待されています。
 
オーディションで選ばれたメンバー達は
みなとても輝いていて
本当に可愛い子ばかり。
 
努力の末に掴んだデビューストーリーは
K-POPを知らない世代にも
感動を与えてくれました。
 
異国で奮闘する彼女たちを
心から応援しています。
 
 
さて、そんな韓国の芸能界、芸能人の
特徴ですが、語弊を恐れず言うなら
芸能商品としての完成度が非常に高い。と
思うのです。
 
まず、俳優陣、女優陣、ともに
肌の美しいことこのうえない。
 
アーティストに至っては、
男の子なのか女の子なのかわからないほど
どの子も美しい。
 
歌も上手く、ダンスもピカイチ。
 
求められる完成度が世界レベルなのです。
 
また彼らは食べ物にも
非常に気をつけていると聞きます。
 
韓国には発酵食品が多い。
 
醤油(カンジャン)
味噌(テンジャン)
コチュジャン、
納豆に似た味噌(チョングッチャン)
食酢(シクチョ)
塩辛(ジョッ)
マッコリ
そしてキムチ。
 
ざっとあげてこれだけあります。
 
これらを使った食事を日々摂っているから、
彼らはみなお肌も含め
美男美女軍団なのでしょう。
 
芸能人でなくても韓国の人の多くは
スタイルがとてもいい。
 
そしてお肌も。
 
ここでもまた発酵食品は
大活躍しているのです。
 
 
私たちの国にも醤油、味噌、納豆、
ヨーグルト、そして鮒寿司と
発酵食品はたんとあります。
 
けれど、意識して摂っているかと聞かれて
YESと言える人は韓国より少ないのでは
と思うのです。
 
日々摂取できるリーズナブルな
発酵食品たちを意識して摂取する習慣を
多くの日本人に持ってもらいたいと
切に願います。
 
発酵食品は腸にとてもいい。
 
腸美人は健康美人ともいわれるほど、
腸の健康は身体全体に影響するようです。
 
韓国の芸能人たちまで行かずとも、
腸を美しく保ち、
健康美人を目指していただきたい。
 
 
肌寒い季節、鮒寿司を肴に、
熱燗をちびちびと。
 
ほろ酔いの白いお肌がほのかにピンクに
染まれば、素敵な時間の始まりかも
しれません!?
 
・・・ドラマの見過ぎでしょうか(笑)

2020-10-20 21:40:00

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鮒寿司 通信 No.14 ~世界三大美女と鮒寿司~

世界三大美女と言えば、
楊貴妃、クレオパトラ、小野小町と
言われています。
 
このお三方が美貌を保つために
心がけておられたことは、
身体の健康を維持することに加え
「お肌美人」であったようです。
 
 
楊貴妃は玄宗帝の側室として、
玄宗帝61歳、楊貴妃27歳の時、
宮へ迎えられました。
 
帝からの寵愛を失わないよう、
美貌とスタミナ保持に良いとされる
ものを徹底して摂っていたようです。
 
その中でも彼女が好んで摂っていたのが
ライチだったと言われています。
 
ライチにはポリフェノールはじめ
ビタミンCなど美容効果の高い成分が
多く含まれています。
 
ポリフェノールはメラニン生成を
促進するチロシナーゼを抑制する働きが
あると言われシミ予防など
美白効果が期待されている成分なのです。
 
輝く肌は日々の意識から
生まれていました。
 
 
クレオパトラは
古代エジプト・プトレマイオス王朝
最後の女王です。
 
繁栄していたエジプトでは、
美容食として蜂蜜や葡萄酒、
高質なオリーブオイルなどが常にあり、
彼女の美とプロポーションを
維持していたのでしょう。
 
真珠を溶かし、愛飲していたという
逸話も残っているほど、
彼女の肌はつやつやで美しかったと
言われています。
 
ローマ帝国の将を愛人に持つに
ふさわしい女性だったのです。
 
 
そしてトリを飾るは日本代表小野小町。
 
平安初期に活躍した女流歌人。
 
後に六歌仙に選ばれるほどの実力を持ち、
当時から人々の注目を集めていた
才色兼備な女性です。
 
謎の多い女性ですが、美と健康を保つ
意識の高い生活をしていたことは
記録に残っているようです。
 
彼女の好物は「鯉」。
 
鯉は滋養強壮にいいとされ、
いわゆる精力剤として好まれていました。
 
事実、鯉にはコラーゲン、たんぱく質、
ビタミンが豊富に含まれ
栄養価の高いことがわかっています。
 
また小町は毎日米ぬかを
肌にぬりこんでいたとも言われています。
 
白くきめこまやかな肌で
時の殿方たちを魅了していたのです。
 
 
古今東西、ずっとずっと昔から
女性は肌美人の大切さをしっています。
 
滋賀の女性に肌が美しい人が多いのは、
鮒寿司のおかげなのでしょうか。
 
お肌だけでなく、お腹の中も
美しく保ってくれる美容食としても
鮒寿司は全ての女性におすすめなのです。

          by増茂 紀子
 

2020-10-06 20:21:11

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鮒寿司 通信 No.13 ~海洋汚染と鮒寿司~

 
深海の生き物を追いかけた
壮大なドキュメント番組がありました。
 
宇宙について人類は多くの探査機を飛ばし、
今なお、新しい情報が続々と
地球へ送られてきます。
 
けれど、私たちの身近にある海。
 
海は人類からの探索を拒んでいるかのように、
なかなか全貌をみせてはくれません。
 
探索を困難にしているのは
なんといっても、水圧のすさまじさ。
 
太陽の光が届かない暗い深海は
いまだ未知の世界です。
 
身近で遠い海をもっと知りたいと、
人類の英知を駆使して撮影された
珍しい不思議な生き物たちの映像は
とても美しく神秘的で
見ごたえのあるものでした。
 
深海の生物たちも
私たちと同じ地球に生きているのです。
 
そんな彼らが今、直面している危機が
あると番組で言っていました。
 
それが、「ゴミ問題」。
 
分解されることがほぼないプラスチックゴミが
大量に海に流れ込んでいます。
 
それらが、海の生き物たちの生命を
確実に脅かしていました。
 
白い網のような漂流物に
首と片方の前ひれをからめたままのウミガメ。
 
ドーナツ状のプラごみを飲み込もうとしたのか
歯にひっかかったまま泳ぎ続ける大きな魚。
 
彼らは確実に人類の被害者たちです。
 
海のお話でしたが、これらの問題は
水辺のすべてで起こっています。
 
川も池もそして湖も。
 
 
鮒寿司は「鮒」がいてこそです。
 
 
恩恵を受けている海や川、池、そして湖が
取り返しのつかない事態に
陥る前に手を尽くさねばと番組は
警鐘をならしておりました。
 
海の生き物が汚れれば、それを捕食する
我々も汚れを蓄積することになるのです。
 
無関心は最大の敵。
 
ゴミはゴミ箱へ。
 
海は、川は、池は、そして湖はゴミ箱じゃない。
 
大好きな鮒寿司が
いつでもおいしく食べられるためにも、
水辺を美しく守るマナーを
意識していかなければいけないと強く思いました。
 
琵琶湖に感謝を。鮒寿司に愛を。
                by増茂 紀子

2020-09-22 21:33:00

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鮒寿司 通信 No.12 ~土方歳三と俳句、そして鮒寿司~

前回の鮒寿司通信でご紹介した、「燃えよ剣」。
 
その主人公である、土方歳三は
身内からも敵からも
「鬼」と恐れられておりました。
 
しかし、その甘い容貌から、
恋多き華やかな女性遍歴でも知られています。
 
土方は多摩の百姓の出です。
 
充分な勉学が出来た環境では
なかったでしょう。
 
けれど、彼は向上心の高い男でした。
 
京都へ出てきてからは、書物を読み、
多くの名士たちと交流をし、
京都の文化を学んでいったのです。
 
 
彼が努力によって身に付けた教養を感じる
ことができるのが、現在残されている、
「豊玉発句集」(ほうぎょくほっくしゅう)と
よばれる俳句集です。
 
彼の作った俳句40首が掲載されています。
 
有名なのは、恋の真髄をついている一句。
 
「しれば迷いしなければ迷わぬ恋の道」
 
鬼の副長であっても恋には迷うのですね。
 
親近感が湧いてきませんか?
 
 
また次の一句は彼らしい。
 
「梅の花一輪咲いてもうめはうめ」
 
とてもシンプルだけれど、
先ほどの恋の句とは違い迷いのない句で、
個人的に土方の信念を感じ
とても好きな句です。
 
こんな素敵な俳句が詠めて、
さらにイケメンだったら・・
女性たちが夢中になったのは当然ですね。
 
 
さて、ここからは鮒寿司について。
 
実は鮒寿司は
俳句でずいぶん多く詠まれています。
 
季語として使われるときは
「春」になるそうです。
 
 

次は鮒寿司の俳句を
いくつかまとめてご紹介しましょう。
 

「川堀のまつりし鮒は寿司の材」阿波野青畝

「鮒寿司や彦根の城に雪かかる」蕪村

「信楽や鮒寿司つくる竹の宿」松瀬青々

「鮒寿司や湖北に多き観世音」木暮剛平

「鮒寿司の便りも遠き夏野かな」蕪村遺稿

「鮒寿司の譜代伝はる重石かな」橋本鶏二
 

長い歴史を持ち個性の強い鮒寿司だからこそ、
俳句に使われやすいのかもしれません。
 

ここにご紹介した以外にも
たくさんの俳句がまだまだあります。
 
気になったかたは調べてみてください。
 
それでは最後に個人的に鮒寿司で一句。
 
「まず一献鮒寿司と君愛でる宵」 筆者。
               By 増茂 紀子

2020-09-08 08:11:32

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鮒寿司 通信 No.11 ~宇宙日本食と鮒ずし~

宇宙時代、地球人にとって宇宙開発は
いまや欠かすことのできない計画と
なっています。
 
自然と共に生きる完全な田園生活を
送っている一部の方々をのぞけば、
人類の多くは、宇宙から届く電波が
ないともう生活ができなくなっていると
いっても過言ではないでしょう。
 
 
昨今、宇宙計画で熱いのは火星ミッション。
二年前、関東で開催された企画展に
「宇宙(そら)の味。宇宙日本食と保存技術」
というものがありました。
 
火星に行くには最先端の宇宙船でも
3年かかります。
 
その間、飛行士たちの健康を
維持するための食糧問題は重要課題です。
 
宇宙船に積む食料は5年間以上の保存が
できることというのが基本だそうです。
 
そして、栄養があり美味しいものである
というのがベストなのは
言うまでもありません。
 
その観点からここ宇宙食業界(?)でも
日本食は熱い期待をもたれているのです。
 
日本のカレー、ラーメンは
宇宙飛行士の人気食なのだとか。
 
日本食の実力は
宇宙へと広がっているのです。
 
 
この企画展ではアメリカやロシアといった
大国の充実した宇宙食も紹介されていて、
飛行士たちの宇宙での食事メニューが
バラエティに富んでいることを
知ることができました。
 
また、宇宙へ持参するための保存方法や、
古くから尊ばれている保存食の紹介も
あったようです。
 
保存食の代表として「鮒寿司」も
真空パックで展示されていました。
 
宇宙の企画展に鮒寿司。
 
感慨深くはないですか。
 
極東の小さな島国、日本。
 
そのまた小さな地方で
保存食として重用された鮒寿司が
とうとう宇宙食関連でも紹介されたのです。
 
 
 
真の実力とは
こういったことなのだろうと思います。
 
良いものは続く。
 
非常にシンプルでわかりやすい理論。
 
 
 
次に鮒寿司を召し上がるときには、
空を見上げてください。
 
あの漆黒の宇宙に、
いつか鮒寿司が届けられる日を想いながら。
           by増茂 紀子
 
 

2020-08-25 08:35:30

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