至誠庵のご案内

店長ごあいさつ

嫁に来て早10年がたちました。ふなずしも嫁に来てはじめて見たし、食べたのもはじめてでした。
それまで全然、ご縁がなかったのですが、縁があったのでしょうね。まさか、ふなずしを漬ける奥さんを想像もしなかったけれど、今やふなずしの味にもうるさくなってしまいました。

 

今の季節・・・・
塩漬にしたふなを、ご飯に漬け込みます。
樽いっぱいに漬け込んだら、重石を載せて水をはり、漬かるまで、毎日水をかえて漬かるのをまちます。(この作業が、とっても臭い)
飯漬は、昔から土用までにと言われているそうです。一番暑いときに、いっきに醗酵させた方が美味しく漬かるそうです。
きっと、お正月に食べるのを、見越して漬けてるのかもしれません。
琵琶湖には、3種類のふながいます。
「ニゴロ・ヒワラ・ゲンゴロウ」ふなずしにもっとも適しているのが、ニゴロぶなです。姑いわく、料理しやすく、漬かりも早いとのことです。味は?琵琶湖のふなならば、あまり差はありません。ただ、子がしっかり入っていて骨もやわらかいと言う点では、ニゴロが一番です。

他所の湖のふなを漬けて見ましたが、美味しく漬かりません。なぜか、琵琶湖のものしか、うまみがでません。さすが母なる湖、琵琶湖です。水質?えさ?学術的なことは、何一つわかりませんが、琵琶湖にしかいないニゴロぶなが、ふなずしに最も適していると言う事は、又琵琶湖にしかふなずしがないと言う事は、琵琶湖のふなしか、美味しくないと私が自信を持つのも不思議じゃないです。
姑と私が漬けたふなずしが・・・いちばん・・・と思うのも、10年たった今日この頃です。